Apex Legendsをはじめとしたソースエンジンを使ったゲームと他のゲームの設定を色々見ていて気付いたことがあったので、まとめたいと思う。ただ、明確なソースがあるわけでなく、あくまでネット上に出ている情報とゲーム内設定を観た感じで考察しただけなので、本当にあっているかどうかはわからない。
アスペクト比4:3のモニターと、16:9のモニターを思い浮かべてほしい。この2つのモニターで、Source Engineを使ったCS:GOの設定を基に解説してみる。
参考:
4:3モニターの場合
CS:GOの視野角はデフォルトで60°で、これは変更できない。この60°という数字は、4:3モニター上の垂直(Vertical)の視野角のことを言っている。モニターは垂直3、水平4の比率をとっているので、水平(Horizonal)の視野角は
60*4/3=80で、80°となる。
これが16:9モニターになるとどうなるか。ソースエンジンは垂直視野角をそのままに、水平視野角を広げる仕様になっているのではないか、と考える。
16:9モニターの場合
仮にそうだとして同じように計算すると、16:9モニターの場合、縦の視野角60°に対して横の視野角は
60*16/9=106.66…ということになる。
これは、様々な記事で取り上げられているようなCS:GOの視野角106.26に近い。
これを応用して、他のゲームと視野角を限りなく一致させるようなことができると、非常にAimが安定するのではないだろうか。
Apex LegendsとCall of Duty: Warzoneの例。
先述した理論を実際に使ってみる。
Apex Legendsの視野角をCall of Dutyに合わせるとしよう。この場合、わかりやすいようにCall of Dutyの視野角は最大の120を用いることにする(プロプレイヤーに最も多い視野角だ)。
Call of Duty の設定視野角は16:9モニターの水平視野角を指している。先ほどの式に当てはめて、垂直視野角を求めてみる。
120*3/4=90となり、垂直視野角は90°となる。
Apex LegendsはCSGOと同じSource Engineを使っているので、参照するのは垂直視野角だ。つまり、この場合90度を設定すれば、水平視野角が120度になり、同じ視野角が得られるということになる。
以下のサイトではCall of Dutyの視野角を水平と垂直、4:3と16:9の場合に分けて解説している。16:9モニターの場合、水平視野角120度に対して89度という数字を示しているので、上記の結果はほぼ正解といってもよいのではないだろうか。
計算機実装※停止しました。
これを簡単な計算機として実装してみる。
公開停止しました。こういうのもあったんだなーと思っていただければ。
気が向いたらまた作ってみます。
以上です。
視野角については、ZETA DivisionのLaz選手も同じことを言っていますね。
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