Source Engineに感謝。
最近、ApexLegendsの海外コミュニティで話題になっている設定がある。それが、
「視野角120」
である。
今まではApexLegendsの設定画面では、最大視野角は110度であり、競技シーンで活躍するプレイヤーの多くが110度に設定していた。
しかし、今回はSource Engineの特性を用いて、コンフィグファイルを作り、視野角を120へ設定する方法を紹介する。
まずはautoexec.cfgを作成する。
やり方は簡単で、まずはWindowsのエクスプローラーから、
Origin Games\Apex\cfg
Steam版の場合は
SteamLibrary\steamapps\common\Apex Legends\cfg
に「autoexec.cfg」を作成する(Configファイルとして生成するので、拡張子を間違えないように)。
「autoexec.cfg」を開き、以下を入力する。
bind_US_standard "f12" "exec autoexec"
cl_fovScale "1.7"
保存して、次にApexLegendsの起動オプションを設定する。
起動オプションの設定
Origin版の場合はOriginを開き、ゲームライブラリからApexLegendsを右クリックする。
ゲームのプロパティをクリックし、「詳細な起動オプション」を選択。
「コマンドラインの引数」に以下を入力。
+exec autoexec
保存を押して、設定は完了。
Steam版の起動オプション設定方法は以下の記事を参照してほしい。
その他の起動オプションに関しては、以下の記事を参照してほしい。
以上が、ApexLegendsで視野角を120へ設定する方法である。
視野角120のメリット
ここから先は少々蛇足であるが、Source Engineと視野角120というのは切っても切り離せない関係にあるので、少し書きたいと思う。
まず、単純に視野角120というのは反動が少なく感じるものである。
以下の動画を見てほしい。TSM所属のAlbralelieというプレイヤーが、視野角120を使用してプレイしている動画である。
彼がFLATLINEを二倍HCOGスコープで使用するシーンで、
「R-301を使っているみたいだ」
と感想を述べている(実際、とんでもなく集弾しているのがわかる)。
さらに、このゲームではスキルによっては視野角が変更されるものが存在するのだが、彼のチームメイトが指摘しているように、視野角120度というのはBloodhoundのUltを使用した状態、Octaneのアドレナリン注射を使用した際の視野角と一致するため、操作感の変化が全くないというのも非常に強力だ。
↑視野角120での視界。
↑BloodhoundのUltを使用した状態での視界。通常時と違いがないことがわかる。
ApexLegendsにおいて、視野角120というのは一つの基準であることがこのことからわかると思う。
他にも様々なメリットがあるのだが、それに関してはもう一つの記事で紹介しよう。
みんなも視野角を120にして、新幹線移動からのレーザービームを体験してみよう。
コメント