皆様，いかがお過ごしでしょうか．HatchySyowです．
このサイトを更新しなくなってから10か月が経ってしまいました．この10か月間，就活をしたり卒業論文に取り組んでいたりといろいろあったのですが，その中でいくつか考えたこと，それを来年にどう生かしていくかをダラダラ書いていきたいと思います．
進路
結論から申し上げますと23年卒で某ITベンダーに就職することにしました．院進と迷っていましたが．
理由は2つほどありますが，一番大きな決め手だったのはオファーをいただいた企業が自分が幼い頃から憧れていたITベンダーだったという点で，このチャンスは掴むしかないと思ったからです．
もう一つの理由は大学院での専攻を変えたかったからです．
私は今情報工学を専攻しています．このまま進学すると専攻はさして変わらないまま進学することになるでしょう．情報技術は今最もアツい領域ですが，自分は今後10年でITではない別の領域が重要になっていくと読んでいます．自分が学んだ情報工学と新しい学問領域を掛け合わせて何が起こるかを見たいという思いがあります．
今後もチャンスを見つけて大学院での研究に挑戦します．
2022年感じたこと
私が2022年最も大きな変化を感じたのはAIの進化です．Twitterでも話題になっていたAIイラストレーターを始めとしたさまざまなAIによるジェネレートサービスがリリースされました．
最も強烈だったのはOpenAIが発表した対話型言語モデル，「ChatGPT」でしょう．
これはチャット形式で言語モデルと会話できるというサービスです．チャット欄に質問を投げかけることでそれに答えてくれるのですが，内容によってはGoogle検索で調べるよりもはるかに短い時間で多くの情報を得ることができます．
これを初めて使ったときはすごすぎて鳥肌が立ちました．
一度使った人なら，人工知能が人間の知能レベルを超えるという話はもはや時間の問題であるとわかるでしょう．
このサービスに対し，Googleはコードレッドを発令し，人工知能の開発に人員を集中させるなど，検索エンジンに対しての脅威とみなされていることがわかります．
ChatGPTのリリースでGoogleは「コードレッド」を宣言、AIチャットボットが検索ビジネスにもたらす脅威に対応するためにチームを再割り当て – GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20221223-google-code-red-against-chatgpt/
第三次AIブームは本質的な技術革新までは至らずに終わるかと思っていましたが，このまま開発が続けば世界に大きな変化をもたらすことは確実であり，自分もそのような変化に対応できるように成長しなければならないと感じた一年でした．
2023年やるべきこと．
AIの進化という変化があった2022年に対して，2023年はリアルの世界での出来事が最も大事になってくるのではないでしょうか．
上の記事は筑波大学教授の落合陽一氏による予想を示したものです．詳しくは記事を読んでいただきたいのですが，見出しを抜き出すと下記のようになります．
シンギュラリティは2025年にやってくる
人間はホモ・サピエンスではなくなる
知的なホワイトカラーは結構厳しい
感じが良い人なら生きていける
本は余裕でAIが勝手に生成してくれる
人は筋肉を鍛えるべき
共同体意識は崩れ国家間は戦争を始める
ロボットが消費を始めるかもしれない
大恋愛時代が来る
落合陽一氏の主張としては，人工知能の技術が発達してく今後の世界でSNSで議論を交わしたり情報収集をすることにはあまり意味はなく，オンライン上ではなくオフラインでの，現実世界での生き方を見直すべきだということなんだと思います．
これは様々なことに言えると思っていて，現在産業の中で最も利益率が高いのはソフトウェア産業ですが，それらの象徴であるGAFAの利益の伸びが鈍化しています．
GAFA株価下落の裏にサブスク・ECの成長鈍化、アマゾンの一線画す戦略とは | 今週のキーワード 真壁昭夫 | ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/310696
対して，ソフトウェアを搭載するための半導体は非常に好調です．
どこまで伸びるか…半導体装置・世界販売は16兆円を突破する、４年連続過去最高へ | #ニュースイッチ
https://newswitch.jp/p/32944
ソフトウェアを開発することそのものには価値がなくなってきていて，ソフトウェアを使ってどうやって現実世界に影響を及ぼすかということがポイントになってきている，より現実世界に近いレイヤーの重要度が増しているといえると思います．
まとめ
いろいろと書きましたが，今後重要になってくるのはリアルの生活を，リアルの肉体を良い状態に保つことだと思います．そのためには生活習慣の見直し，運動習慣の確立，コミュニティへの積極的な参加などが具体的名行動として挙げられると思います．
大学を卒業したあとは友達同士でも住む場所が離れてしまう人も多くいます．しかし，今後人と人とのつながりがさらに大事になってくると考えられます．
2023年は健康面での良い習慣を身に着けつつ，友人との関係を大切にしながら，様々なことを学べる一年にしたいです．
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